心の木を育てるコラムvol.3「なぜ高校に進学するのか」

「オンライン家庭教師MEBUKI」は、一般社団法人世界マザーサロンの『心の木を育てよう』をベースとした、対話を通して子どもたちの「心」をととのえながら学習を進めるプログラムです。

MEBUKIの講師は、“心の木”の考え方や子どもたちとの関わり方について定期的に研修を受け、お互い学び合いながら、質の向上に努めています。子どもたち、そして保護者の方にとっても、安心・安全な場を作ることを何よりも大切にしながら、丁寧に関係を築いていきます。

なぜ高校に進学するのか


なぜ学校に行くのか

なぜ高校に進学するのか

学校に行かない子どもを見ているとどうしてもイライラしてしまう。

不安になり、なんとかしなければと思ってしまう。
通学中の同い年くらいの子を見ると悲しくなってしまう。
そういった親御さんの心の葛藤をお聞きすることがたくさんあります。

「これが普通」という流れから、一見外れてしまっているような選択をした場合、不安になるのは当然だと思います。

ただ、そこで焦ったり、イライラを子どもにぶつけたり、自分を責めたりしてしまっていては、何も進まず、悲しみが溜まるだけ。

そんな時は、この子が今見ているものは何か。感じているものは何か。に意識を向けてみる。

学校は、社会に出て生きていくための練習の場、だと思っています。
出席日数を稼ぐためでも、テストの点数を取るためでもありません。

何のために学校に行くのか。

何のための高校進学なのか。

もう一度私たち大人は真剣に考えてみることが大切だと思います。
そしてその時、一緒に考えていきたいのは「自分自身はどう生きていきたいのか」ということ。

子どもの行動に対して、なんとかしようとそこにフォーカスしてしまいがちですが、
そもそも自分は、今、何を大切にしていてこれからどう生きていきたいと思っているのか、
ということを考えてみると、子どもへの関わり方、見方も変わってくるように思います。

私は5年近く、東洋思想研究家の田口佳史先生より老荘思想について学ばせていただいています。

田口先生は常に「愉快に生きる」ということを言われています。
そんなこと言ったって・・・と思うのか少し意識を変えてみようと思うのか、結局は自分次第。

日々、大変なことは盛りだくさんですが、私も「愉快な人生」を目指していきたいと思い、日々学び中です。

学びとは、人生をよりよく生きるためのもの。

大人も、子どもも、みんなで学びながら、愉快な人生を目指せたらいいなと思います♪

一般社団法人 世界マザーサロン
代表理事 永井佐千子

心の木を育てるコラムバックナンバーはこちらからご覧いただけます。
vol.1「決めつけない関わりと、大人同士のつながりを大切に」
vol.2「社会と学校が離れすぎている~誰もが安心して生きていける社会に」

こちらからお気軽にお問合せください。


オンライン家庭教師MEBUKIでは、どのような環境に置かれている子でも受講ができるよう、経済的に厳しいご家庭の方には補助制度を導入しています。皆様からのご寄付は、そうしたご家庭の授業料に充当いたします。

社会全体で子どもたちの未来をサポートしていけたらと思います。ぜひ、皆様からの温かいご支援をよろしくお願い致します。