フォニックスで英語の苦手意識をなくそう!
こんにちは!心の木を育てるオンライン家庭教師MEBUKIです。
今日は英語の学習方法「フォニックス」についてお伝えします。「フォニックス」という英語の学習方法はここ数年、だいぶ耳にするようになりました。
フォニックスとは、アルファベットの音素(=発音)から、単語の読み書きの練習につなげていく方法です。アルファベットはそれぞれ一つずつ音素を持っており、この音素を読んで英単語を解読していきます。発音のパターンは42音以上ありますが、日本の英語学習では、まずは「エービーシーディーイーエフジー」と音楽に合わせて歌い、アルファベット順に文字の読み方を習います。
英語の読み書き指導の主流は『フォニックス』。その中でも『シンセティック・フォニえックス』はイギリスを はじめ世界各国の小学校でカリキュラムへの導入が急速に進んでいる 21 世紀の新しいフォニックスです。
wikipedia
シンセティック・フォニックスとは?
何種類かのフォニックスの学習法の中の一つに、イギリス式のシンセティック・フォニックスというのがあります。シンセティック・フォニックスは、独自の順番でアルファベットの音と字を習います。例えば、一番最初は<s>、次は<a>、その次は<t>の音素と字を習います。その3つの字で2つの単語 (sat , at )が 作られます。3つの音素と字を覚えただけで、2つの単語を流暢に読む、そして書くことができます。
それと比べて日本の従来の英語の学習法は?
日本の従来どおりの教え方は、アルファベット順番にaからzまでの文字読みを習います。アルファベット順番で習うと、最初の3つは a, b, c、その字から作られる単語は一つも無いため、英単語の読み書きの練習はできません。そして a からzまでの文字読みを習得後から、すぐ単語の読み方の練習になるケースが多くあります。
日本では音素の認知が浅いため、音素で英単語を読み書きを習うことがあまりありません。
日本の教育の中で「音素」の練習が出てくるのは、一部の高校、あるいは設備がある学校のLL学習(Language laboratory)で習い始めるといった感じでしょうか。
この音素を習う機会がないために、日本人の英語の学習方法、特に英単語の習得方法は、単語の読み方を覚えて、ひたすら書いて暗記する方法が取られています。この方法は、たくさんの英単語を覚えるのは大変、難しいといった考えやイメージを持たせやすくさせます。そして、英語嫌いやテストはできるが会話が苦手、といったことにつながってしまっている気がします。
フォニックスで音素を知ると、知らない単語でも読めるようになる!
日本の就学前の子供があいうえおは書けなくても会話ができ、小学校入学前にひらがなを習得するのと同じように、英語圏の就学前の子供は英語を話しますが、読み書きはできません。小学校へ入る前に、幼稚園や自宅で、フォニックスでアルファベットの音と字を習得することは、英語圏でもポピュラーになっています。アルファベットの音素を習得すれば、驚くほどスラスラと英単語を読み始めます。先ほども例に出しましたが、最初の3文字で構成される sat という単語を読むことができるのです。そして書くことへ繋ながっていきます。
MEBUKIでシンセティック・フォニックスを学習している子どもたちも、音素をしっかり学ぶことで、初めての英単語でも英文でも、流暢に読めるようになります。そして、その後に英単語の意味と結びつけながら、更に学びを深めていきます。
抵抗感をなくして、英語学習に取り組もう!
英語学習は中学校から本格的に。
一般的に、英語学習は中学校から本格的に始まります。中学校入学までにフォニックスで音素を習得することは
英語に対する抵抗感をなくし、英単語が読める!と自信を持って英語の授業に取り組めるきっかけになるはずです。
ぜひ、シンセティック・フォニックスを試してみてはいかがでしょうか?
いつでもお気軽にご相談ください。
MEBUKI講師 柳下