宿題の量、多すぎませんか?~子どもにイライラする前に宿題の内容をチェックしてみましょう~


こんにちは!
心の木を育てるオンライン家庭教師MEBUKIの永井です。

リアルやオンラインで色々な子どもたちと関わりながら日々過ごしていますが、子どもたちの中には「宿題をやる」ということに強い抵抗を感じる、ゲームが気になってしまい、なかなか勉強に集中できないという子がいます。

保護者の方のお話でも、そういった姿を見てイライラしたり、不安になったり、という声もたくさん聞きます。

やれば5分で終わるのに、いつまでもやらない。
さっさとやってしまえばいいのに、とこちらとしては思ってしまうのですが、こちらが思っている以上に「宿題をやる」ということ、今やっていることから切り替える、ということに苦痛を感じる子は結構います。ただ単に怠けたいだけではないのですよね。

そんな時に、さっさとやりなさい、いつまでゲームやっているの!と怒鳴っても、お互いストレスが溜まるだけで何の効果もありません。

イライラする前に宿題の内容をチェック!

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お子様の特性や環境によってアプローチの仕方は様々ですが、まずは宿題の内容、量を子どもと一緒に見てみるというのはお勧めです。そして、量が多すぎると感じる場合は、学校側に相談してみてください。

例えば、漢字の練習

一つの字を一列、それを1ページ分練習する、というケースは結構あると思うのですが、

① 一つの字を一回ずつ練習するということにしてもらう
② 小さくてうまく書けないという場合は、マス目を大きくし、書く回数を減らす
③ 書くのは嫌いだけど、みんなと同じように宿題を提出したい、という場合は、親が薄く書き、その上をなぞるようにする

算数の計算ドリルの場合は

① 例えば20問あるところを5問だけにしてもらう
② できる時に少しずつ先を進めてもよいということにする(漢字練習も同様です)
他には、3分だけやろう、と時間を区切ってその中だけやる、ということも有効です。

切り替えが難しい、宿題をやることに抵抗を感じる、という子にとっては、「できた」という達成感の積み重ねがとても大切です。少しずつでもその習慣を積み重ねていくことで、そのパターンを「定着」させていくことができるようになります。

学校側には具体的な話を

そして学校に相談する時には、「できない」「なんとかしてほしい」と一方的に伝えるのではなく、家で宿題をいやがる様子、また、「こうしたらよかった」という体験、分かる範囲での子どもの特性を伝えながら、「今後の宿題についてご相談したいのですが」という形でお伝えをしていけたら、学校側も前向きに取り組んでくれるはずです。

一人で抱え込まず、周りにどんどん相談してみましょう!

「やらなければならない」を一度捨ててみる

周りの子の様子と比べたり、入ってくる膨大な情報に振り回されたりしていると、「このままでは・・・」と不安になりますが、嫌々やる勉強は苦痛なだけで頭には残りません。

まずは親側が「全てやらなければいけない」という考えを捨て、一度気持ちをリセットし、今何ができるか、ということをお子さんと話をしてみると、色々なことが見えてきます。切り替えることができた、自分で決めたことがしっかりできた、という経験が大きな自信に繋がっていくはずです。

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